銀行側の権限

実際に融資を行う際に、銀行側ではその人や企業に対してどれくらいの融資が可能であるのかを審査することになります。

 

そういった話し合いは多くの人の手によって行われるようになることは間違いありませんが、最終的な決定権は支店長一人が持っているというケースがほとんどであるとされています。

 

つまり、実際に融資が可能であるかどうかの判断を下すことのできる人物というものは、その銀行の支店長をおいて他にいないものとして考えることができます。

 

一般的には融資に関する依頼を受けた場合、お得意先担当者という役職の人が顧客からの依頼を最初に受けることになります。

 

お得意先担当者もしくは係長が受けた依頼はお得意先課長へと回され、そののちに融資科による確認を受けたあとで次長や支店長のような重役へと回ることになります。

 

これはその銀行の規模などによって多少の変化があるものであり、大規模な銀行の場合には、より多くの部署を経由することもあるものとされています。さらに特殊な例として扱われるのが、融資の金額が高額になった場合などに、役員や頭取決裁案件という形式で行われることもあります。

 

しかし融資案件のすべてが、支店長の独断によって決定されてしまういわゆる専決という手段が用いられていると、何かと問題が多いという指摘もしばしば受けることもあります。そのためにその銀行の支店長が、どれだけ支店長として年季を持っているかをはじめとして、その支店の規模など様々な要因によって、決定できる権限に制限が設けられることもあります。


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